もういちど猿が仲間になる童話

過去にしていたことが意外なかたちで未来につながることがある。逆に未来でこれからすることが意外なかたちで過去に正解を与えてくれることもある。

そんなふうに時間が、線、になったら生きてきたことが正しいね正しかったんだね、って思えるんじゃないか。

桃太郎だってもういちど猿を仲間にしてもいい。やあまた会えたね、って。

この記事を書いた人
yagimotoyasufuku
柳本々々(やぎもと・もともと)1982年、新潟県生まれ 川柳作家
安福 望(やすふく・のぞみ)1981年、兵庫県生まれ イラストレーター