
ふーんがゆきかいする ふたりのあいだで
あんまり、ひとに、なんで? ときいたことがない。
なにか話をきいても、なんで? ともおもわない。ふーん、とおもってしまう。どんなに重たいことも軽いことも。
この世界にはなんでもあるから、とおもってしまうから。どんなことでもおこりうるって。
だから、博士にはなれない。なんで? が博士の出発点なんだったら。
ふーんの王様にはなれるかもしれない。ふーんの末裔とか。
話きいてるの? ともよくいわれる。ちゃんときいてるが、ふーんを大事にしているのか、ふーんと答えてしまう。むかし、試験の解答欄にも、ふーん、と記入したことがあった(これは冗談です)。
ふんふん、とは言ったことがない。こんど、ふんふん、と言ってごらん、と言ったひとがいた。ふんふんと、いえ。
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