シール貼るやさしいとことこわいとこ

『ワイドナショー』で古市憲寿さんが、正論を言う時はけんきょでいられるかどうか、と言っていた。正論は反論できないからどうしても強度をもってしまう。そのときに、言ってる内容じゃなく、言っている人柄がそれをカバーし補完する。正論はいつも正しいけれど、人柄はそのときそのときの正しさがある。

松本人志さんは、罪と罰のバランス、について述べていた。誰かが責められるとき、いつも罪と罰のバランスをかんがえると。

正解はない。もえあがるところはもえあがるし、もえあがるときはもえあがる。でも、わーっとなだれこまずに、ちょっとちゅうちょすること、正解のてまえのようなところをうろうろすることになにかのヒントがあるかもしれない。

この記事を書いた人
yagimotoyasufuku
柳本々々(やぎもと・もともと)1982年、新潟県生まれ 川柳作家
安福 望(やすふく・のぞみ)1981年、兵庫県生まれ イラストレーター