
たんぽぽのわたげ意味に弱くなる
意味のないものには強いというわけじゃないけれど、意味のあるものに弱い。意味の圧、のあるものに。たとえば、じぶんごと、とか。本屋や図書館とか。意味の泉だ。
手紙なんかもよわい。あなたにこの意味をつたえたいんです、と確実に家にむかってまっしぐらにやってくる手紙。あけてないものがたくさんあるので、そのうち怒られるかもしれない。
本もときどきおそろしくなる。かくじつにわたしの家にやってくる紙と意味。どうしてもこれを見せたいとひとは紙に意味をのせてほんをつくる。わたしたちはヘンゼルとグレーテルにはなれなかったので、本はいつまでたってもお菓子にはならない。
だから、現況、
弱点:意味のあるもの
となっている。なってしまった。
![春陽堂書店|明治11年創業の出版社[江戸川乱歩・坂口安吾・種田山頭火など]](http://shunyodo.xsrv.jp/blog/wp-content/uploads/2018/04/shunyodo_logo_180325_CS4.jpg)
