今日出会った詩人のそばにずっといる

アウェーの場所に行ったとき、知らないひとが、今日出会ったばかりのひとが、たよりになることがある。不思議な感覚だなあとおもう。

でもまだ小学生だったころには知っていた感覚だったのではないか。始業式で、きょう出会ったばかりのひとをたよりにしてずっとついていく感覚。なぜかたすけてくれるひとに出会う感覚。なかよしのひとがふえていくと忘れてしまうその感覚。

この記事を書いた人
yagimotoyasufuku
柳本々々(やぎもと・もともと)1982年、新潟県生まれ 川柳作家
安福 望(やすふく・のぞみ)1981年、兵庫県生まれ イラストレーター