2020年より皆様にお届けしてまいりました『Web新小説』は2023年3月1日より新規コンテンツアップを休止し、『Web新小説図書館』となりました。
『Web新小説図書館』の公開期間は2024年2月29日まで、会員の皆さまは全コンテンツを無料で閲覧できます。※新規会員登録は現在行っておりません
詳しくはこちらをご覧ください。

文豪・森鷗外の傑作と言われる晩年の史伝「渋江抽斎」「伊澤蘭軒」「北條霞亭」について、鷗外自らがその概略を記した宣伝広告文の直筆原稿が、鷗外の作品を多く出版してきた春陽堂書店の倉庫から見つかりました。
春陽堂(春陽堂書店の前身)から刊行される予定だった創作集の広告のために書いた文章で、これらの史伝の叙述について、鷗外の強い自負がうかがえます。
鷗外直筆の宣伝広告文の写真と、鑑定した鷗外研究の第一人者である山崎一穎氏による詳細な解説を『Web新小説図書館』で特別公開中。
電子書籍版『Web新小説』
従来のウェブマガジンスタイルに加え、会員登録がなくても気軽に親しんでいただけるよう、2022年4月から電子書籍版『Web新小説』を配信中です。
■電子書籍版『Web新小説』概要
・Amazon、楽天ブックス、紀伊國屋書店ウェブストアなどの各電子書籍ストアにて配信
※ウェブマガジン『Web新小説図書館』との違い※
・1号分のみの単独販売になり、バックナンバーはご覧になれません
・ウェブマガジンで掲載しています動画コンテンツは電子書籍版の内容に含まれません
<電子書籍版『Web新小説』2023年2月24日号(通巻11号)>

発売日:2023年2月24日
販売価格:455円(税別)
<特集1>「猫の俳句のコンテスト─大丈夫、猫がいる」大賞・佳作決定!
[選評]神野紗希(俳句部門)増田伸也(写真部門)
<特集2>[1923 百年前、文芸に何があったか]
特集執筆者:宮川匡司
連載執筆者:上田岳弘、北大路翼、神野紗希(敬称略)
☆Amazon、楽天ブックス、紀伊國屋書店ウェブストア他各電子書籍ストアで配信中。
『Web新小説図書館』「会員限定閲覧ルーム」のご案内
☆美術雑誌『美術世界』
『美術世界』は明治時代から大正時代にかけての日本画家・渡辺省亭が編集主任をつとめた美術雑誌です。月岡芳年、竹内栖鳳、河鍋暁斎、葛飾北斎、菱川師宣、歌川豊国、喜多川歌麿、歌川広重ほか、現存する有名画家に絵を描いてもらい、それらを掲載することで、後進たちの意匠修練の模範となるようにと企画され、弊社春陽堂書店から出版されました。流派を問わずさまざまな画家が描いていることが特徴で、古画の縮模や翻刻も行われました。「木版彩色奉書摺」という当時一流の彫師と摺師と協力した美しい多色摺木版で印刷され、明治の美術雑誌の中でも格調高いものとして知られています。
『Web新小説図書館』では、この『美術世界』全25巻を電子書籍化したものを「会員限定閲覧ルーム」にて公開中。
その美しい世界をごゆるりとご堪能いただけます。
◇ ◇
「会員限定閲覧ルーム」とは、春陽堂書店が出版してきた多くの近現代文学の中から選りすぐりの書籍を、電子書籍のスタイルでお読みいただける会員限定サービスです。特別なソフトやアプリをダウンロードすることなく、ウェブブラウザ上で動作する専用ビューアにて閲覧可能です。
「美術世界」全25巻、その美しい装幀・挿画が特徴的な『人魚の嘆き・魔術師』、「江戸川乱歩文庫」全30巻、「坂口安吾歴史小説・エンタメコレクション」全6巻、「太宰治・織田作之助女性小説セレクション」、「名作童話」全3巻を公開中。
『Web新小説図書館』関連書籍
三角みづ紀・著
『Web新小説』で2年間連載された24篇の詩を収録。
「ぼく」「わたし」の視点を交互に織りなし、「きみ」「あなた」の日々を、失ってしまった記憶が蘇るように描きだします。