チベット映画の先駆者であり、小説家としても活躍するペマ・ツェテン。
待望の劇場初公開作となった『羊飼いと風船』の公開に合わせて、春陽堂書店では、今作の原作短編小説を含む、『風船 ペマ・ツェテン作品集』も刊行いたしました。映画とあわせてお楽しみください。

映画『羊飼いと風船』作品紹介

http://www.bitters.co.jp/hitsujikai/
第76回ヴェネチア国際映画祭 Sfera 1932 Awardスペシャルメンション
第20回東京フィルメックス最優秀作品賞
©2019 Factory Gate Films. All Rights Reserved.
ペマ・ツェテン監督からのことば
私の小説執筆の経験は多くの側面で私の映画を豊かにする手助けをしています。
文字の言語と、視覚・聴覚の言語は、2つの異なった表現の仕組みです。
それぞれが独自の特徴を持っていると思います。(映画のオフィシャルインタビューより)

ペマ・ツェテンとは

1969年、中国青海省海南チベット族自治州貴徳県生まれ。チベット語と中国語の二言語で創作を行う小説家であり、またチベット語母語映画の創始者とされ、数々の国際映画祭で受賞歴のある映画監督でもある。
小説もフランスを始め世界各国で翻訳されている。2013年には、日本語版作品集である『チベット文学の現在ティメー・クンデンを探して』も刊行されている。
Photo by Gao Yuan
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ペマ・ツェテンさんは、映画監督としても、作家としても、中国、フランスなど世界各国で注目を浴びています。この機会に、映画も小説も合わせてお楽しみください。
©2019 Factory Gate Films. All Rights Reserved.
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『風船 ペマ・ツェテン作品集』(春陽堂書店)
 ペマ・ツェテン(著)・大川謙作(訳)

いのちは、どこへ向かうのか
近代化によって伝統が変化しつつあるチベットで生きる、羊飼いの家族たち。三世代の穏やかな生活と、その中に隠された若夫婦の葛藤── 仏教的世界観と近代的価値観が混じり合う現実を生きるチベットの人々をユーモラスに、幻想的に、時にリアリスティックに描いた短編6作品を掲載。ほか、自伝的エッセイと、訳者解説も所収。映画監督としても注目されるペマ・ツェテンの小説家としての魅力、そしてチベット文学の魅力を伝える。

《電子版》