春陽堂書店が発行する会員制マンスリー文芸マガジン『Web新小説』で1年にわたって連載された黒川創さんの回想記『旅する少年』が1冊の本になりました。

この「世界」の輪郭を確認したかった~『旅する少年』

1973年、12歳の少年は、熱に浮かされたように、日本全国への旅を始めました。
デゴイチ(D51)、シゴナナ(C57)などと呼ばれた、消えゆく蒸気機関車を追いかける旅の中で、少年は「忘れえぬ人びと」「忘れえぬ風景」と出会います。
中学卒業までの四年間に繰り返した北海道や沖縄などへの旅を通して、少年の「世界」は広がっていきます。
著者撮影の写真、当時の切符類なども多数掲載!

『旅する少年』(春陽堂書店)黒川創・著
本のサイズ:四六判/上製/カバー装丁
発行日:2021/9/29
ISBN:978-4-394-19023-3
価格:2,860 円(税込)

『旅する少年』刊行記念 黒川創✕梯久美子トークイベント

『旅する少年』刊行を記念して、ノンフィクション作家の梯久美子さんと黒川さんの出演による対談イベントをオンラインにて配信。
対談のテーマは世界の「輪郭」と「境界」をめぐる旅
2020年に『サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する』を刊行した梯さんをゲストに迎え、旅について、鉄道について、大いに語り合っていただきます。互いに「乗り鉄」「撮り鉄」であり、鉄道の旅を描いた二人の作家に、旅の思い出や旅をする理由など、幅広くお話をいただきます。旅情をかきたてる二人の対談と絶妙なトークは必見です。
※イベントは終了しました。
『旅する少年』刊行記念 黒川創×梯久美子トークイベント
 ~世界の「輪郭」と「境界」をめぐる旅~

◇開催日時:2021年11月13日(土)配信開始14:00/配信終了15:30 ※予定
 ※イベント終了後~11月21日(日)23:59までアーカイブ配信あり
◇形式:Zoomによるライブ配信
◇参加費:一般1,500円(税込)
◇主催・問い合わせ:
 春陽堂書店『Web新小説』 オンラインイベント係 TEL:03-6264-0855
◆イベントは大盛況のうちに終了しました。
11月21日(日)23:59までアーカイブ配信中です。
チケットをお買い求めの方、『Web新小説』会員の方は何度でもご覧になれます。
引き続きお楽しみください。
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◆出演者プロフィール

黒川 創(くろかわ・そう)
(下記参照)
梯久美子(かけはし・くみこ)
ノンフィクション作家。1961年熊本市生まれ。北海道大学文学部卒業後、編集者を経て文筆業に。2005年刊行の『散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道』で第37回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。2016年刊行の『狂うひと 「死の棘」の妻・島尾ミホ』で第68回読売文学賞(評論・伝記賞)ほかを受賞。北方への旅を綴った最新作『サガレン』は、「Yahoo!ニュース 本屋大賞 2020年ノンフィクション本大賞」にノミネートされた。
著者紹介
黒川 創(くろかわ・そう)
作家。1961年京都市生まれ。同志社大学文学部卒業。1999年、初の小説『若冲の目』刊行。2008年『かもめの日』で読売文学賞、13年刊『国境[完全版]』で伊藤整文学賞(評論部門)、14年刊『京都』で毎日出版文化賞、18年刊『鶴見俊輔伝』で大佛次郎賞を受賞。主な小説に、『もどろき』『暗殺者たち』『岩場の上から』『暗い林を抜けて』、近著に『ウィーン近郊』がある。