絶え間なく流れる二十四時間という時の中で溢れる言葉を、今はただ音を消して、一緒にそっと心に響かせてみませんか。――大塚 愛

作詞を開始した15歳から現在に至るまで、大塚 愛が発表した楽曲歌詞を134編掲載(抜粋も含む)。本書のため自身が掲載曲を選定し、掲載順を編集した初歌詞集。本一冊を通じて“一日の時間”を感じられる順に歌詞を掲載しています。また、歌詞のほかにも“大塚 愛とその作品にあてた文章”を岩井俊二、川谷絵音、島本理生、長屋晴子、平原綾香、水野良樹(敬称略・五十音順)の6名が寄稿。本棚からいつでも取り出して、大塚 愛の言葉に触れることができる、バイブルのような一冊となります。
人生を彩る言葉たち。
現代を生きる、すべての「私」へ。

「大塚愛 歌詞集Ⅰ」

<目次>
まえがき
暁/朝朗/朝間/真昼/白日/黄昏/宵/小夜/深夜
寄稿
片想いスタンプ(岩井俊二)/遠いところにいるひとへ(水野良樹)/「愛を歌うために」(平原綾香)/「時」(川谷絵音)/愛を教えてくれた人(長屋晴子)/可愛い彼女は簡単に泣かない(島本理生)
あとがき
ディスコグラフィー
<掲載楽曲一覧>

『大塚愛歌詞集 I』大塚 愛・著
本のサイズ:四六判/並製/本文360ページ
発行日:2022/2/28
ISBN:978-4-394-99009-3
価格:2,200円(税込)

著者紹介
大塚 愛(おおつか・あい)
1982年9月9日生まれ、大阪府出身。O型。4歳からピアノを始め、15歳で作詞・作曲を行う。2003年9月にシングル「桃ノ花ビラ」でメジャーデビュー。同年12月に発売した2nd シングル「さくらんぼ」が大ヒットしブレイク。2004年には日本レコード大賞最優秀新人賞受賞、『NHK紅白歌合戦』初出場。以来、多くのヒット曲や精力的なライブを重ね、高い人気を博す。シンガーソングライターとしての活動のほか、イラストレーター、絵本作家、楽曲提供などクリエイターとしてマルチな才能を発揮し活動中。また2019年から本格的に油絵を描き始める。2021年12月に9thアルバム『LOVE POP』をリリース。