
この夏、春陽堂書店がお送りする新刊のご紹介です。
当メディアサイト連載小説の書籍化『つがいをいきる』(松井久子・著)、『十字路の探偵』(吉田篤弘・著)、「Web新小説」(休刊中)連載小説の書籍化『猛獣ども』(井上荒野・著)をはじめ、春陽文庫そして江戸川乱歩コミックなど、様々な色の新作をお届けします。
『つがいをいきる』松井 久子・著
偽りでも、我慢でも、諦めでもない、人生の最終章に見つけた 真実の夫婦愛。〝幸福な老いの日々とは、「幸せな祖父母」になることじゃない
互いに「個」として認めあい、労りあい、支えあうことだ〟
2023年の夏から、一年にわたって書かせていただいた、春陽堂書店のweb連載『つがいを生きる』は、同世代の読者に贈る「幸せへのエール」です。歳をとったら、「幸せになるなんて、考えるだけでも贅沢だ」という風潮の社会にあって、「それぞれが苦労を乗り越え頑張って生きてきた高齢者だからこそ、幸せになる権利があるのです」と、顔を上げ、胸張って言ってみたかった。
また、ほんものの幸せを手にするときは、やはり幾つになっても多少の痛みをともなうのだという、人生の真理についても——。
この度、幸いにもネット連載の終了から時を置かず、一冊の書籍にしていただいた 『つがいをいきる』。ぜひ手に取って、頁をめくる愉しさを味わいながらお読みください。
私自身の体験をもとに紡いだ「老いの物語」を鏡にして、本の中にあなたの人生を映し出していただけることを願いながら。
松井 久子
『十字路の探偵』吉田 篤弘・著
誰かが命を落とす前に その事件の謎を解く──────名探偵・除夜一郎の事件簿。
どうすれば、殺人の起きない探偵小説を書けるか?この、じつに困難な「?」と格闘しながら書きました。
事件が起き、探偵は推理をします。
しかし、誰ひとり命を落としません。
難しい課題ではありましたが、
人の命を救うのは、たとえ架空の世界であっても、
やりがいのあることです。
格闘の末、一冊の本が出来上がりました。
お読みいただけましたら幸いです。
吉田 篤弘
『十字路の探偵』(春陽堂書店)吉田篤弘・著
サイズ:四六判/仮フランス装/ 272頁
発行日:2024/8/6
ISBN:978-4-394-90489-2
価格:2,200 円
★小社ECサイトでは直筆サイン入りもご用意できます!
※受付は終了しました。
サイズ:四六判/仮フランス装/ 272頁
発行日:2024/8/6
ISBN:978-4-394-90489-2
価格:2,200 円
※受付は終了しました。
『猛獣ども』井上 荒野・著
「姦通」していた男女が熊に殺された──。閑静な別荘地で起きた事件は、愛に傷ついた管理人の男女と、6組の夫婦に何をもたらしたのか。
愛の行方の複雑さを描く傑作長編。
「愛の行方」を書きながら、そもそも「愛」ってなんなのだろうと
ずっと考えていました。
自分にとって大切な小説になりました。
井上 荒野
『猛獣ども』(春陽堂書店)井上荒野・著
サイズ:四六判/仮フランス装/280頁
発行日:2024/8/7
ISBN:978-4-394-98009-4
価格:1,980 円
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サイズ:四六判/仮フランス装/280頁
発行日:2024/8/7
ISBN:978-4-394-98009-4
価格:1,980 円
★小社ECサイトでは直筆サイン入りもご用意できます!
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