明治・大正から今に至るまで、各時代に生み出された美術作品や伝統芸能に関する書籍を出版してきました。
「『非水百花譜』の世界」杉浦非水/ミウラート・ヴィレッジ(三浦美術館)編
百年の時を超える百点の木版画。
春陽堂版『非水百花譜』~大正期木版画のひとつの達成。
日本のモダンデザインのレジェンド・杉浦非水の<異色の代表作>が今、蘇る。

愛知県松山市生まれ。近代日本におけるグラフィックデザイナーの先駆者。
明治期から昭和期まで、三越呉服店(現三越)の図案部主任としてPR誌を手がけ、広告ポスター、装丁などの代表作を数多く残している。
本のサイズ:A5/152頁/オールカラー
発行日:2024/11/5
ISBN:978-4-394-90497-7
価格:1,980 円(税込)
『明治文学の彩り』日本近代文学館(編)出口智之(責任編集)
明治大正のイラストと小説の関係を探る
新聞、雑誌、書物に掲載された口絵・挿絵はどのように描かれ、印刷されていたのか。
美麗な木版多色摺口絵の味わい方から、新聞や雑誌といった緊迫した制作現場での文章と干支のぶつかりあいまで、フルカラーの150点を越える当時のイラストとともにご紹介。
坪内逍遥、尾崎紅葉、樋口一葉、島崎藤村、泉鏡花といった文豪たちと、渡辺省亭、鏑木清方、黒田清輝、鰭崎英朋ら絵師によるコラボレーションが生んだ、明治文学の知られざる諸相を明らかにします。

石川寅治・画(永井荷風「歓楽)
「新小説」明治42年7月より

右田年英・画(永井荷風「すみだ川」
「新小説」明治42年12月より
本のサイズ:A5判/並製/192頁フルカラー
発行日:2022/7/28
ISBN:978-4-394-19030-1
価格:2,640 円(税込)

“Illuminating Meiji Literature”
(【英語版】『明治文学の彩り』)より
『多賀 新 作品集 鉛筆画の軌跡』
自然への回帰『吾唯足知』。
エロマンス(造語)なるものへの探求心、いまだ衰えず。
今日までの足跡の一部としてここに集約させていただきました。

「アルメニアの女」1993年

「バイオリニスト」1992年
『江戸川乱歩 幻想と猟奇の世界』多賀新/落合教幸

乱歩研究の第一人者・落合教幸氏が全作品に解説を沿えました。
写真集
『小さな国の大自然』井村 淳
動物写真家・井村淳さんによる北海道を中心とした日本国内の大自然を背景に、そこで生き生きと暮らす動物・魚・鳥たちを収めた写真集です。

エゾモモンガ(部分)

タンチョウ(部分)
『ALIVE Great Horizon』井村 淳
アフリカ、ケニアの動物たちを撮り続けるカメラマン・井村淳の集大成
厳しい自然の中で生きる動物たちの日常を切り取った写真は、まるで人間の家族の姿を映し出しているかのようです。
ライオン・チーター・ゾウ・シマウマ…動物たちの温かいまなざしが感じられる写真集。


『假屋崎省吾 花の道』假屋崎省吾
華道歴35周年 愛蔵版写真集!
近年のダイナミックな作品群・多彩な素材と豊かな色彩を究めた“いけばな”の作品群・35年の華道歴の原点と、ターニングポイントとして刻まれた作品群をクロニクルにフルカラー掲載。

シンビジウム、桜、トサミズキ、梅、サンシュユ、落葉松、流木、鉄製花器、假屋崎省吾オリジナル振袖
本のサイズ:A4/上製/函入り
発行日:2019/2/1
ISBN:978-4-394-90343-7
価格:19,800 円(税込)
数量限定で直筆サイン入りもございます。
詳細は小社ECサイトで!

伝統芸能~狂言
『千五郎の勝手に狂言解体新書』茂山千五郎
大蔵流能楽師狂言方茂山千五郎家当主・十四世茂山千五郎初の著書!
『茂山逸平 風姿和伝 ぺぺの狂言はじめの一歩』中村 純
狂言こそ、同時代のエンターティメント!
大蔵流<茂山千五郎家>に生を受け、京都の魑魅魍魎を笑いで調伏する狂言師・茂山逸平が、「日本で一番古い、笑いのお芝居」を現代で楽しむための、ルールを解説。
当代狂言師たちが語る「狂言のこれから」と、逸平・慶和親子の関係性から伝統芸能の継承に触れます。