今日のもともと予報
-ことばの風吹く- / 9月30日
手をみんなが叩いてるときは一緒に叩いた 「これ、かっこいいラーメンだね。剣みたい
手をみんなが叩いてるときは一緒に叩いた 「これ、かっこいいラーメンだね。剣みたい
その差はよくわからない森みたいなもの 大学のころに梨木香歩さんの『家守綺譚』をと
すべての電話を総括したような また猫と電話させてくれるという。うれしい? という
「おわりにしなくちゃいけないことがおわりになった」 ひきこもってたころに、ずーっ
なんかげつもまえにきた敗北力がやっときた 負けること、についてずっとかんがえてい
すごく眼と眼が眼と眼をみて話す ときどきすごくわたしの眼をみて話してくるひとがい
「これ大事にします」とわたしは言った。 大学のころ、Kさんという先輩とずーっと一
釦くらいはめろと言われる ベケットの『ゴドーを待ちながら』にこんなことばがある。
四月に宇宙に出発したかった 山手線に乗っていたときにとつぜん線香の香りが立ちこめ
眼鏡かけたまま宇宙船に乗りこむ いろんな状況における眼鏡をかんがえていただきたい
ラーメンとステーキ食べて眼鏡かけて眠った 眼鏡を掛けたままねむってしまう。どうい
進行工事中の穴に追加される黒 そば屋さんにいたら店のひとに結婚報告をしているきら
いやちがうそうじゃそうじゃと伝説の犬 新潟の実家で暮らしていた頃、ベスという犬を
ふたりのずっとふわふわした会話ソラリス・ステーションで スタニスワフ・レムの小説
線になれなかった線 歌人の加藤治郎さんが、名古屋の短歌のイベントで歴史的な短歌の
春に届いたてがみを秋にあける(こわかったので) てがみを開封する勇気ってみんなど
ドーナッツたべただけの日だったんだね ほんとにやくたたずだなあ、むのうだなあ、も
おすもうさんのテレビをつけて毎日ねむる さいきん、ねむるときに、すもうのテレビを