今日のもともと予報
-ことばの風吹く- / 8月25日
ブラジルの先住民の椅子を見る からだはどれくらい昔のことを覚えているんだろう。
ブラジルの先住民の椅子を見る からだはどれくらい昔のことを覚えているんだろう。
四つん這いで暮らす世界が終わるなら すごくセクシーな女の子からじっと眼をみつめら
あなたの脳のきらきらにしたがって わたしの前でいっしょうけんめい話しているあなた
なんにもないでもなくなんかがあるでもなく途上 途上ってわりとしあわせなのではない
元気をときどき放流してあげる 幻想文学にはよくあることなのだけれど、帰ることはで
ずっとそこにいたくなるような香りはじめてきた日もわたしは本を読んでいた 昔、昔だ
或る日曜日わたしはとつぜん感想をいいたくなってしまい部屋の壁をおしつづけもうひと
等身大の犬の写真をはこぶ わたしよりかのじょのほうが、ずっと、詩を書いているんじ
うん、波でいいよ うん、じゃあ波で 困ったなという顔をして、こんにちは、と言われ
ぬぼーっとしてるロボットだなあ リンデンのソフビをずっと見ているうちに、やきもの
はじめからしまいまでいるかくれんぼ こどもの頃、助け鬼という鬼に捕まって手を伸ば
筋肉だけ増えてどんどん暗くなっていく せきしろさんと又吉直樹さんの自由律句集『ま
わざわざきけんなことをしないようこんこんとねむる 世界はきけんでいっぱいだから、
彗星がお茶漬けの端にころんころん ものをつくっていると、いろんなことは起こるし、
霊とかフィギュアとか女の子とかいろいろでてくる 山で もともと予報ってなんなんだ
鍵と水を持ってふたりで歩き抜ける ホテルを幽霊みたいに歩く女の子がいて、「幽霊み
どの底ですか?あの底はじゅうぶんです 十代のころ、ずっと底にいたので、もうあの底
鳥の巣を叩いたせいで鳥に包まれる 映画の影響なのか、鳥がこわく、いつかタルコフス