今日のもともと予報
-ことばの風吹く- / 1月1日
「おめでとうございます」とさいごまでいえる おたがい、いきてここまでこられて、よ
「おめでとうございます」とさいごまでいえる おたがい、いきてここまでこられて、よ
あったことほうむったこと林檎剥く あったことも、ほうむったことも、ぜんぶがおわっ
雪野原わたしをひきずって歩く 過去にのこってるじぶんがまだいるようにかんじられる
猫がりゆうでてがみをあける ちっちゃいねこのおもちゃたくさんいれたからてがみをあ
冬の空凄い映画を観て眠る すごい映画を観たあとってもう眠るしかないよなあ、とおも
壇上の星をみんなで片づける 幼稚園のときの劇はいつも最後に余った役をやっていた。
羊の毛をまとったまま買えないからだでうろうろしていた クリスマスの日に日比谷公園
もみの木をわたしの背の高さで選ぶ 里見浩太朗さんが、できることをつづけていくんで
脱いだ反動でゆたかな流れ星 ひとは似たようなひとと集まるのだから良い友達をつくる
このさんにんで巨大なつきののはらにでたぞ 不思議なひとのことについて毎晩話し合っ
こぼれるようにパジャマ着たひとたちの群 月光 ひとりわくわくす 表現が好きなひと
詩と愛と光と風と暴力と むかし、女の子と車のなかでけんかしていたら、女の子がどん
シャツをこわすという感覚 一時期、文学のなかの倒れたひとやふとったひとにきょうみ
スナフキンの起こした風に木の葉散る 早朝にひとに会いにいっていたときがあって、そ
世界中の野生動物や自然の風景を追い求めてきた動物写真家・井村淳。なかでもアフリカ
冬林檎そのひととしていいからね 向田邦子『阿修羅のごとく』にはこんなシーンがある
作家・脚本家 柏田道夫 知ってるようで知らない時代劇あれこれ。知ってると、時代小
四姉妹おなじのに囲まれている 高校のときに向田邦子のNHKドラマシリーズ「阿修羅