今日のもともと予報
-ことばの風吹く- / 8月1日
もういちど猿が仲間になる童話 過去にしていたことが意外なかたちで未来につながるこ
もういちど猿が仲間になる童話 過去にしていたことが意外なかたちで未来につながるこ
「いつもそこにいるひとがいないと眼はのこるとおもうよ」 いつもそこにいるひとがい
ふとったからだで一年前とおなじからだの猫を抱く いろいろないらないものを捨てて部
髪の一部たちは手放して生きる 髪はいつまでわたしのものなんだろうか。わたしはいつ
巨大なわすれものをして家へ帰るどうぶつたちが待ってる家に なにかを致命的にわすれ
おおきくなったりちいさくなったり、わるいことにおぼれたり ときどきレイモンド・カ
「なんとなくあいされるよ、なんとなくあいされてたよ」 せかいのひとびとがきゅうに
鼻と鼻こすりあわせる夢十夜 困ったことはよくやってくるのだが、よく困ったことがあ
こうこうのころこころにのこったこと 夏目漱石の小説を読み出したのは大学の頃だった
ぜんぶわかってたって泣きながら鳥の巣を探す ずっと鳥の鳴き声がきこえていて、近づ
ひとの歯に暗闇で舌がふれる 暗闇の温度って、どれくらいだろう。暗闇の速さはどのく
きょうの夜空のがりがりしてるとこがいいね 詩人の高橋順子さんに、白髪の少女と少年
夜はなんでもしずかにおこなわれる しずかな夜に、吉田鋼太郎さん主演・演出のシェイ
泡をたてないよう静かに注ぐコーラ(それでも泡はでるのだが) 漫画家の今日マチ子さ
おまえにすぐに会いたいだとかじぶんに火の魔法つかったりだとか なんでこんなにいつ
作家・脚本家 柏田道夫 知ってるようで、実はちゃんと知らない時代劇に関することあ
かなしみといかりとぼんやりとねむけと生きれ 連休中に大学の同級生の女の子にたまた
くっつくとゆらゆらゆらゆらする無 竹井紫乙さんの川柳の、ずーっと善悪にゆらゆらし