誰かが命を落とす前にその事件の謎を解く─── 名探偵除夜一郎の事件簿。
前代未聞の探偵小説。


2023年から2024年にわたり1年間連載した、吉田篤弘さんによる小説『十字路の探偵』が本になります!
記念すべき第1話は引き続きこちらでご覧いただけます。
続きはどうぞ本を手に取ってお楽しみください。

 ≪≪著書紹介≫≫
『十字路の探偵』(春陽堂書店)吉田篤弘・著
春陽堂書店オウンドメディア連載『十字路の探偵』待望の書籍化!


2023年6月14日
十字路の探偵
第一話 塔のある街[其の一]

プロフィール
吉田 篤弘(よしだ・あつひろ)
作家。
1962年東京生まれ。小説を執筆するかたわら、「クラフト・エヴィング商會」名義による著作と装幀の仕事を手がけている。著書に『奇妙な星のおかしな街で』(春陽堂書店)、『つむじ風食堂の夜』(筑摩書房)、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』(暮しの手帖社)、『おやすみ、東京』(角川春樹事務所)、『月とコーヒー』(徳間書店)、『中庭のオレンジ』(中央公論新社)など多数。