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著者:竹内一郎(原作)、川端新(漫画)
本のサイズ:四六判・並製
発行日:2020/12/20
ISBN:978-4-394-66001-9
価格:1,650 円(税込)
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"どうしようもないわたしが歩いてゐる" 漂泊の 俳人・種田山頭火。名句とともに綴るその激しき魂と人生 「分け入っても分け入っても青い山」などの句で有名な俳人・種田山頭火。 大地主の跡取りだった少年は、父の放蕩、母の自死、神経衰弱、破産、夜逃げ、離婚、震災など波乱と苦悩の人生を送り、 やがて出家して行乞の旅を続けながら、決まりにとらわれぬ自由律俳句を数多く詠んだ。 世俗を捨て、泥酔と放浪を重ねながら、山頭火が追い求めたものとは? 没後80年を経て、今なお現代人を魅了する孤高の俳人の生涯を漫画化。 「無能無才。小心にして放縦。怠慢にして正直。あらゆる矛盾を蔵している私は恥ずかしいけれど、 こうなるより外なかったのであろう。意志の弱さ、貪の強さ――ああこれが私の致命傷だ!」 山頭火が並べた自分の特徴は、そのまま人間の実相である。人の世が玉石混交だから、彼の俳句もまた 玉石混交と言えるのである。山頭火の俳句は、そのまま人間を映す鏡でもある。(解説より)
竹内一郎(たけうち・いちろう) 1956年福岡・久留米生まれ。漫画原作者・劇作家。宝塚大学東京メディア芸術学部教授。横浜国大卒。博士(比較社会文化 九大)。『哲也 雀聖と呼ばれた男』(講談社)の原案で講談社漫画賞受賞を『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』(講談社)でサントリー学芸賞を受賞。その他の著書に『人は見た目が9割』(新潮新書)など。 川端 新(かわばた・あらた) 神奈川県出身。2014年、読み切り作品『不忠の春』(週刊ビッグコミックスピリッツ)で商業誌デビュー。主な作品に『神軍のカデット』全4巻・『月光社ボーレイ奇譚』全3巻・『保健室のおたくおねえさんは好きですか?』全2巻など。現在、「月刊プリンセス」で『陰陽師・安倍晴明』コミカライズ(原作:結城光流)を連載中。平安時代から大正、昭和時代まで、歴史を舞台にした作品が多い。
還って来た山頭火〜いま、私たちに何を語るのか
山頭火と遊ぶ 句あれば楽あり
山頭火文庫別巻 山頭火 名句鑑賞