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金と銀

金と銀 金と銀
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金と銀

著者:谷崎潤一郎

本のサイズ:A6判(文庫判)/484ページ

発行日:2025/1/29

ISBN:978-4-394-98014-8

価格:1,320 円(税込)


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商品について

ああ日本にもこういう作家がいたのか、
これなら日本の小説だって好きになれるぞと、
殆んど狂気したのであった。

江戸川乱歩(作家)


文豪が大正期に書いた珠玉の探偵小説選!
能才は銀、天才は金、芸術家の犯罪!



現在探偵作家と呼ばれているひとびとのうち、戦前派に属する作家たちの大部分が、いろいろな意味で谷崎先生の文学の影響を、ひじょうに大きくうけていることは否定できないようだが、とりわけわたしはそれがひどいようである。 では、谷崎先生の文学のどういうところがわれわれにとって魅力なのか。それはおよそ非現実的なケースを、巧妙に現実化して描出される、その魔術師ともいうべき手腕と霊筆である。 

横溝正史
(「谷崎先生と日本探偵小説」より)


あらすじ
「……けれども僕だっても道徳家であるよりは芸術家でありたいのだ。たとい君のような人間になっても、いい芸術が作れるならば作って見たいのだ」天才的な素質の画家・青野を殺すことによって、「銀」から「金」の存在となろうとする大川の姿を描く「金と銀」ほか、「AとBの話」「友田と松永の話」「青塚氏の話」「或る少年の怯れ」の全5編。ほかに藤田宜永「一級品の探偵小説」も収録。 解説・日下三蔵

装画・横尾忠則 装丁・柳川貴代

目次 本文より

金と銀
AとBの話
友田と松永の話
青塚氏の話
或る少年の怯れ
一級品の探偵小説  藤田宜永
『金と銀』覚え書き  日下三蔵

著者紹介

谷崎潤一郎(たにざき・じゅんいちろう)(著)
一八八六(明治十九)〜一九六五(昭和四十)年。東京生まれ。東京帝国大学国文科中退。一九一〇(明治四十三)年、小山内薫らとともに創刊した第二次「新思潮」に「刺青」「麒麟」などを発表。これらが永井荷風に絶賛され、一躍人気作家となる。『痴人の愛』『卍』『春琴抄』『細雪』『鍵』『瘋癲老人日記』など作品多数。近代日本を代表する文豪の一人である。耽美小説、歴史小説、伝奇小説のみならず、怪奇幻想小説、探偵小説を好んで手がけ、江戸川乱歩や横溝正史らにも多大な影響を与えた。

 

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