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トップ > [復刊]春陽文庫 > 無惨やな 久生十蘭時代小説傑作選２
著者：久生十蘭
本のサイズ：A6判（文庫判）/440ページ
発行日：2025/3/26
ISBN：978-4-394-90504-2
価格：1,320 円(税込)
「小説の魔術師」と呼ばれた久生十蘭による最盛期の時代小説傑作選、第二弾。表題作「無惨やな」ほか全10話を収録。 ◉収録作品 三笠の月 遣米日記（直木賞候補作） 亜墨利加討 信乃と浜路 藤九郎の島 ひどい煙 ボニン島物語 呂宋の壺 無惨やな 奥の海 「一人であればこそ歌うのだ。歌あればこそ広がるのだ。久生十蘭の文体の持つスピードの異質は、それ自体が“歌”であるからこそだと思う。」橋本治【作家】（『ユリイカ1989年6月号 特集＝久生十蘭』より） 解説―日下三蔵 装画―YOUCHAN 装丁―�睥咯実�
久生十蘭（ひさお・じゅうらん）（著） 一九〇二（明治三十五）年、北海道に生まれる。本名・阿部正雄。新聞記者などを経て、一九三三（昭和八）年から雑誌「新青年」に翻訳、ユーモア小説、著名人インタビューなどを寄稿。一九三六（昭和十一）年から久生十蘭のペンネームを主に使用した。『顎十郎捕物帳』『魔都』『キャラコさん』『十字街』『真説・鉄仮面』「黒い手帳」「湖畔」「ハムレット」「地底獣国」など作品多数。一九五二（昭和二十七）年、「鈴木主水」で第二十六回直木賞を受賞。一九五七（昭和三十二）年死去。
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