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トップ > 文芸書 > 織田作之助 女性小説セレクション 怖るべき女
著者:織田作之助、尾崎名津子
本のサイズ:四六判/上製
発行日:2019/8/5
ISBN:978-4-394-19003-5
価格:2,970 円(税込)
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オダサクが描いた女たち―― 結婚しない/できない女性や、不幸な結婚生活に立ち向かう女性、阿部定を思わせる妖婦、そして代表作「夫婦善哉」にも描かれたような、ダメ男と共にある妻…… オダサクが描いた様々な女性像から、作家が求めた「理想」の変遷を追う。 【正誤表】 本書に誤りがありました。 ▼正誤表はこちらよりご確認ください 正誤表のとおり訂正し、お詫び申し上げます。 (最終更新日:2019年8月22日)
雨/婚期はずれ/秋深き/天衣無縫/婦人/螢/あのひと/表彰/女の橋/船場の娘/大阪の女/妖婦/眼鏡/実感/好奇心/冴子の外泊/二十番館の女/怖るべき女/解説 尾崎名津子
織田作之助(おだ・さくのすけ)【著者】 1913年10月、大阪市生まれ。1933年から創作活動を開始し、1938年に小説「雨」を発表。1940年に「俗臭」が第10回芥川賞候補となる。同年に発表した「夫婦善哉」が改造社の第1回文藝推薦作品となり、以降、本格的に作家活動を開始。1946年4月に発表した「世相」が評判を呼び、作品発表の機会が劇的に増えるも、1947年1月、肺結核のため東京にて死去。その直前に評論「可能性の文学」を発表し、作風の転換を図っていた矢先のことだった。太宰治、坂口安吾らと共に「新戯作派」「無頼派」と呼ばれ「オダサク」の愛称で親しまれた。 尾崎名津子(おざき・なつこ)【編集】 弘前大学人文社会科学部講師。専門は日本近現代文学。主な著書・論文に、『織田作之助論 〈大阪〉表象という戦略』(和泉書院、2016年)、「待たれる「乞食学生」―『若草』読者共同体と太宰治」(小平麻衣子編『文芸雑誌『若草』 私たちは文芸を愛好している』翰林書房、2018年)など。
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