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横溝正史
完本 人形佐七捕物帳(全十巻)

春陽堂書店が初めての「人形佐七捕物帳」全五巻を刊行したのは、昭和十六年のことで、 最初の作品集成である。昭和四十八年には春陽文庫より「人形佐七捕物帳全集」全十四巻を刊行。 一五〇篇の作品を収録し好評裡に版を重ねたが、近年、研究者たちにより、 横溝正史が書き遺した「人形佐七捕物帳」は全一八〇篇と確定した。

ここに全作品を発表順に初めて集成、綿密な校訂を施し、詳細な解題・解説を附し、面目を一新した 「完本 人形佐七捕物帳」全十巻をお届けする。昭和を代表する国民作家・横溝正史が愛惜を持って描いた 江戸の世と人形佐七の活躍を余すところなくご味読いただきたい。

【編集委員】浜田知明、本多正一、山口直孝
【全巻校訂・解題】浜田知明
【全巻解説】末國善己
【装幀】クラフト・エヴィング商會[吉田浩美、吉田篤弘]
【協力】二松学舎大学(中面ポートレイト、横溝正史旧蔵江戸古地図 所蔵)
【編集方針】

一、これまでの研究であきらかにされた横溝正史「人形佐七捕物帳」全一八〇篇を初めて発表順に、 著者の閲覧した最終稿を基本として完全収録する。
一、校訂には横溝正史研究第一人者の浜田知明があたり、各種異本を比較対照して本文を決定。 主な異文、異稿などは解題でふれる。
一、横溝正史は他の捕物帳の主人公を佐七に改稿するなどし、年代順に全篇を通して読むと登場人物の変遷や前後のつじつまが合わないことがある。
解題ほかで註記する。
一、時代小説およびミステリー評論研究の第一人者、末國善己による全巻解説を附す。
一、クラフト・エヴィング商會による美麗、斬新な装幀。

【造本・体裁】A5判 並製 貼函入り 平均五三〇頁
【定価】本体四五〇〇円+税
提供:二松学舎大学
いつか自然と情が移っていて 横溝正史

日華事変(日中戦争のこと)が泥沼の様相を呈してきた昭和十三、四年頃から、探偵小説は不健全で好ましからぬ読物として、 軍や情報局から圧殺されてしまったが、捕物帳のほうはふしぎにお目こぼしにあずかった。 しかし、それも長くはつづかず昭和十七年頃、その人形佐七にも弾圧が下った。 雑誌連載まかりならぬということになったのである。そのときの身を切るようなつらさを、私はいまでも思い出すことが出来る。(略) 長く書き続けてきたお粂、佐七のご両人、辰や豆六との訣別がつらかったのである。 長く書きつづけているうちに、いつか自然と情が移っていて、最後の一編を書くときには、断腸の思いであったといってもいい過ぎではないであろう。

(横溝正史「人形佐七捕物帳機廖拭愎神 金田一耕助』より)

完本 人形佐七捕物帳 刊行予定

  • 完本 人形佐七捕物帳 一 発売中
  • 完本 人形佐七捕物帳 二 発売中
  • 完本 人形佐七捕物帳 三 発売中
  • 完本 人形佐七捕物帳 四 発売中
  • 完本 人形佐七捕物帳 五 発売中
  • 完本 人形佐七捕物帳 六 2020年11月上旬発売予定
  • 完本 人形佐七捕物帳 七 2020年12月下旬発売予定
  • 完本 人形佐七捕物帳 八 2021年 2月下旬発売予定
  • 完本 人形佐七捕物帳 九 2021年 4月下旬発売予定
  • 完本 人形佐七捕物帳 十 2021年 6月下旬発売予定

※電子版も書籍の刊行とともに順次、配信していきます。

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全5件

完本 人形佐七捕物帳 五
4,950円(税込)
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完本 人形佐七捕物帳 四
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完本 人形佐七捕物帳 二
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完本 人形佐七捕物帳 三
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完本 人形佐七捕物帳 一
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