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トップ > 著者名から選ぶ > た行 > 谷川俊太郎 > 言葉の還る場所で ―谷川俊太郎・俵万智対談集―
著者:谷川俊太郎、俵万智
本のサイズ:A5判/変型/並製/120ページ
発行日:2022/7/5
ISBN:978-4-394-90417-5
価格:1,760 円(税込)
言葉の達人二人がオンラインでとことん語り合う奇跡の対談集 詩人・谷川俊太郎と歌人・俵万智。日本を代表する表現者であり、言葉の達人である二人が、それぞれ在住の東京と宮崎という距離を超えてオンラインで語り合った対談集。詩と短歌の表現上の相違点、言葉と社会のつながり、言葉と音楽、詩や短歌の翻訳について思うこと、俵万智が答える谷川俊太郎伝説の「33の質問」などを収録しています。 155分にもおよぶ本音トークの書籍化 本書は、春陽堂書店『Web新小説』(https://shinshosetsu.com)に連載されたオンライン対談「谷川さん⇔俵さん『もっと聞きたい!?』詩人と歌人の今日から明日」(2021年4月1日号〜6月1日号)を書籍化したものです。谷川俊太郎さんの大ファンという俵万智さんのたっての希望で実現したこの対談は終始リラックスした雰囲気の中で行なわれました。計155分にもおよぶトークの内容は多岐にわたり、言葉をテーマにした話題から、なかなか聞けないプライベートなことにまで及びました。楽しく軽快に繰り広げられたこの濃密な時間の中で、お二人の発言の中から、印象的な言葉をフィーチャー。デザインや用紙なども工夫し、お二人からの「手紙」のようなぬくもりを感じてもらえる本としてお届けしました。
俵の中身 谷川俊太郎 Session 01 「言葉」を疑うか、信じるか Session 02 『谷川俊太郎の33の質問』再び . . Session 03 都会のデタッチメント、田舎の密度 豊かな時間のあとに 俵万智 . .
谷川俊太郎(たにかわ・しゅんたろう) 詩人。1931年東京生まれ。哲学者谷川徹三の長男。詩集『二十億光年の孤独』(1952年)でデビュー。戦後日本を代表する詩人。『世間知ラズ』(1993年)で第1回萩原朔太郎賞、『トロムソコラージュ』(2009年)で第1回鮎川信夫賞、『詩に就いて』(2015年)で第11回三好達治賞受賞。近著に『Web新小説』連載などを掲載した詩集『虚空へ』(新潮社)がある。 俵万智(たわら・まち) 歌人。1962年大阪生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。 歌誌『心の花』所属。『サラダ記念日』(1987年)で現代歌人協会賞を受賞。空前のべストセラーとなる。 2020年7年ぶりの歌集『未来のサイズ』(角川書店)を上梓、詩歌文学館賞と迢空賞を受賞。コロナ禍の心境を詠んだ作品も収めて評判を呼ぶ。