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著者:黛まどか
本のサイズ:四六判・256ページ
発行日:2021/10/21
ISBN:978-4-394-55001-3
価格:1,540 円(税込)
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【人気俳人・待望の新刊】 「世界オンライン句会」を主宰する人気俳人であり、テレビ朝日「あなたの駅前物語」でナレータ−をつとめる黛まどかさんの最新刊。節気や節句を詠んだ俳句を鑑賞しながら、先人への思いを綴る著者渾身のエッセイです。 月刊俳句誌「春野」に2年間にわたって連載をした「節気に暮らす」24章と、2020年2月に創刊の『Web新小説』(春陽堂書店)連載の「俳句で味わう、日本の暮らし」19章をまとめ書籍化しました。 【二十四節気、雑節、五節句、伝統行事の解説を網羅。200句以上の俳句を引用】 本書では、二十四節気、雑節、五節句、主な伝統行事について、それぞれのなりたちや関連行事などを丁寧に解説。それらにまつわる俳句を引用しながら、日本人がいかに自然を細やかに観察し、日常の中に取り入れ、丁寧に暮らしてきたかを描いています。また、200句以上の俳句を引用。俳句鑑賞の手引き書としてもお勧めできます。 【目の前のことに忙殺されがちな現代人を「句読点」のごとくに立ち止まらせる一冊】 「どんな年も先祖たちは旧暦や節気を頼りに漁や農作をし、厄を祓い、無病息災と豊漁・豊作を神仏や祖霊に祈り、生き抜いてきた。だから、一度節気を意識すると、浜風も野山や田畑を渡ってくる風も、ただの風ではなくなる。風の訪れはこの地で生き抜いてきた祖霊の訪れであり、神々の訪れでもある。」 ―本書「おわりに」より− 43章におよぶエッセイは、今を生きる私たちと祖霊を引き合わせる役割を果たし、目の前のことに忙殺されがちな現代人を「句読点」のごとくに立ち止まらせ、本来の自然観や信仰心といったルーツを思い出させてくれるに違いありません。
節気に暮らす 【二十四節気】 立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨・立夏・小満・芒種・夏至・小署・大暑 立秋・処署・白露・秋分・寒露・霜降・立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒 【雑節】 節分・彼岸・社日・八十八夜・入梅・半夏生・土用・二百十日 【五節句】 人日・上巳・端午・七夕・重陽 【主な伝統行事】 正月事始・灌仏会・盂蘭盆・十夜・亥の子・大祓 おわりに
黛まどか (マユズミマドカ) (著/文) 俳人。神奈川県生まれ。2002年、句集『京都の恋』で第2回山本健吉文学賞受賞。2010年4月より一年間文化庁「文化交流使」として欧州で活動。スペインサンティアゴ巡礼道、韓国プサン−ソウル、四国遍路など踏破。「歩いて詠む・歩いて書く」ことをライフワークとしている。オペラの台本執筆、校歌の作詞など多方面で活躍。2021年より「世界オンライン句会」を主宰。現在、北里大学・京都橘大学・昭和女子大学客員教授。著書に、句集『てっぺんの星』、紀行集『奇跡の四国遍路』、随筆『引き算の美学』など多数。 公式ウェブサイト https://madoka575.co.jp
還って来た山頭火〜いま、私たちに何を語るのか
山頭火と遊ぶ 句あれば楽あり
山頭火文庫別巻 山頭火 名句鑑賞