山頭火と歩く 植田莫の世界【2】
「水に影ある旅人である」 山頭火 水はものを映す鏡の役割を果たす。じっと動かず
「水に影ある旅人である」 山頭火 水はものを映す鏡の役割を果たす。じっと動かず
このひとのことしってる? って言われたら、あなたのことは知らないって言う仕事 倉
日曜日にふさわしい目 あなたといる 日曜日。わたしたちはそば屋さんに入る。わたし
宇宙船のなかですこし詩をつくったり本を読んだり水を飲んだりして ときどき、ずっと
夢をつかって 行きたくないなあって思いが強いときはこうすることにしている。行かな
言えなかった「はい」について話す 今までどれだけの「うん」を聞いてきたのかなあ、
だれもかれもが最終的にはしあわせになりました 待ってればいい、と言われたことがあ
明日からはじまるので亡霊が応援にくる 「めがねかけてたんだ?」「だれが?」「いや
わるいふたり あたしたちだんだんふたりになるじゃない どうしたらいいのどうしたら
どらえもんの青 われわれはまけるかもしれない のび太がかけてるようなでっかいまる
だらしない会話くりかえす辿り着いたら ときどき、ひとのことばやからだって、もっと
渦を観察しながら渦のなかゆっくりと移動する好きと言われた過去思い出しつつ 好き、
ほろびてるねわたしたちとすなおにいえるひと 梨木香歩さんがエッセイで、ともだちは
話し合う目のきらきらがきえるまで 「もしもし?」「いや、きこえてるよ」「でも、な
おはようございますのようなきがする ようなきがして起きたとき、わたしはなんだかき
重力が重力が、test。落ち る、test。 倉持裕さんの戯曲『ワンマン・ショー
これが夢の温度かやわらかい眼鏡 ものを整理して捨ててゆくうちに、眼鏡も捨てなきゃ
穴のために さいきんずっと尾崎放哉を読んでいて、放哉の短い句もいいなあって思う。