文豪と食

「生来食べることに興味のありすぎる人間」という作家・南條竹則さんが、近代の文豪がその作品の中で書いた「飲食」について記します。お話に添えるイラストにもご注目下さい。

東直子の『心で観た風景』

鋭い感性と繊細な表現で人気の歌人・作家・イラストレーターの東直子さんが、心に残る映画やドラマについて、絵と文、そして短歌の形で描きます。

巴里うたものがたり

仏文科で学んだ学生時代以来、久しぶりのパリへと旅に出た歌人・水原紫苑さんが、ソルボンヌ大学文明講座への留学や長期滞在の日々を写真と短歌で綴る日記エッセイです。

岡崎武志的LIFE オカタケな日々

音楽、テレビ、映画、本、美術館、散歩、立ち食いそば。文筆家・岡崎武志さんが日々感じたものを写真とイラストを添えて綴ります。

明日へ続く本屋のカタチ

本を取り巻く環境が大きく変わりつつある今、独自の視点や感性で個性あるお店作りを重ねる “街の本屋さん”をご紹介します。

放哉の本を読まずに孤独

妄想文学の鬼才・せきしろさんが、尾崎放哉の自由律俳句から想起したエッセイを自身が撮影した写真を添えて綴ります。
≪≪著書紹介≫≫
『放哉の本を読まずに孤独』(春陽堂書店)せきしろ・著
妄想文学の鬼才が、孤高の俳人・尾崎放哉の自由律俳句から着想を得た散文と俳句。

週刊もともと予報

週に1回、川柳作家・柳本々々さんが感じたことを句と文にして、安福望さんのイラストと共にお届けします。
≪≪著書紹介≫≫
『バームクーヘンでわたしは眠った』(春陽堂書店)柳本々々(句・文)/安福望(絵)
『週刊もともと予報』の前身、2018年5月から1年間、毎日更新した連載『今日のもともと予報』から104句を厳選。本が開きやすく見開きのイラストも堪能できます。

小説 坂口炳五

「堕落論」「白痴」で有名な坂口安吾の研究者でもある七北数人さんが、安吾がまだ「炳五」だった幼少期から中学卒業までを描きます。
≪≪著書紹介≫≫
『安吾疾風伝』(春陽堂書店)七北数人(著)
春陽堂書店当オウンドメディアで連載した『小説 坂口炳五』にその後の修業時代を加え、2022年秋、本になりました。無頼派作家・坂口安吾が、「坂口炳五」からいかにして「坂口安吾」となったのか。事実をもとに小説仕立てにしました。

森沢明夫のごきげんな散歩道

散歩が大好きな小説家である森沢明夫さんが、なるべくご機嫌な感じであちこちを歩き回ってしたためたお気軽なエッセイ。
≪≪著書紹介≫≫
『ごきげんな散歩道』(春陽堂書店)森沢 明夫(著)
春陽堂書店オウンドメディアでの人気連載「森沢明夫のごきげんな散歩道」待望の書籍化!
書き下ろしあり。 オールカラーでお届けする、心ほぐれる40話。

ほのぼの川柳

淀川キリスト教病院理事長、ホスピス財団理事長等を歴任した筆者が「ホスピスケア」中でストレス解消に役立つかもしれないと始めた「川柳」とクスリと笑えるエピソードを紹介します。
≪≪著書紹介≫≫
『柏木哲夫とホスピスのこころ』(春陽堂書店)柏木哲夫(著)
緩和ケアはもう一度原点に立ち戻る必要性がある。それは「寄りそう」「人間力」「ことば」の3点が最重要──緩和ケアの日本での第一人者である著者が訴えます。

家族のかたち

二人のシングルマザーが、短歌→小説と連詩形式でつむぐ交換作品集。歌人の丸山朱梨さんと、脚本家の木滝りまさんがそれぞれの作品から触発された家族の物語。

乱歩講座

江戸川乱歩に興味を持ったのだけれど、何から読んだらよいのだろう。このように思う人へ江戸川乱歩研究者・落合教幸さんがお届けする、多角的江戸川乱歩。
≪関連書籍紹介≫
『屋根裏の散歩者』(春陽堂書店)江戸川 乱歩(著)
リニューアル版『江戸川乱歩文庫』の1冊。表題作「屋根裏の散歩者」のほか「鏡地獄」「押絵と旅する男」「火星の運河」「目羅博士の不思議な犯罪」「虫」「疑惑」収録の短編集。

THIS IS ALS.

2014年から取材を続けている写真家・武本花さんが、難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の方々の想いや言葉に触れていきます。
≪≪著書紹介≫≫
『これからも生きていく THIS IS ALS–難病ALS患者からのメッセージ』(春陽堂書店)武本 花奈(文・写真)
難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)は、全国に1万人の患者がいると言われている後天性の難病。
一人の写真家が、視線入力装置などを用いたインタビューと、写真で、彼らの心を取材した。 どんな時も、人生の主役は自分だと感じることができる一冊。

人生すべて俳句の種

新宿歌舞伎町俳句一家「屍派」家元を名乗る俳人・北大路翼さんが、いま記事なる人物と語り合う対談シリーズ。
≪≪著書紹介≫≫
『見えない傷』(春陽堂書店)北大路 翼(著)
話題の俳人・北大路翼による三冊目の句集。これまでの“アウトロー”とは異なる、加藤楸邨からの”本格派”の系譜。

本をたずねて、ブックアートを知る

本が持つ役割や要素をアート作品として昇華させるブックアーティスト・太田泰友さんが、本に関わる素晴らしい技術や材料を求めて各地を温ねる旅をします。

動物写真家 井村淳の世界紀行シリーズ

世界中の野生動物や自然の風景を追い求めてきた動物写真家・井村淳さんがとらえたライブ感あふれる作品を、旅のエピソードとともにおくります。
≪≪著書紹介≫≫
『ALIVE Great Horizon 』 (春陽堂書店)井村 淳(著)
アフリカ、ケニアの動物たちを撮り続ける、カメラマン・井村淳の集大成!厳しい自然の中で生きる動物たちの日常を切り取った写真は、まるで人間の家族の姿を映し出しているかのよう。
ライオン・チーター・ゾウ・シマウマ動物たちの温かいまなざしが感じられる写真集。

茂山逸平 「風姿和伝」-ペペの狂言はじめの一歩-

大蔵流<茂山千五郎家>狂言師・茂山逸平さんが「狂言のこれから」を語り、逸平・慶和親子の関係性から伝統芸能の継承に触れます。
≪関連書籍紹介≫
『千五郎の勝手に狂言解体新書』(春陽堂書店)茂山 千五郎(著)
茂山千五郎家ファンクラブ会報誌「OTOFU TSUSHIN]の連載「茂山千五郎の勝手に狂言解体新書」再編!京都で江戸時代から続く狂言大蔵流の名跡であり茂山千五郎家の当主が解説する狂言のいろは!

≪≪著書紹介≫≫
『茂山逸平 風姿和伝 ぺぺの狂言はじめの一歩 』(春陽堂書店)中村 純(著)
大蔵流<茂山千五郎家>に生を受け、京都の魑魅魍魎を笑いで調伏する狂言師・茂山逸平が、「日本で一番古い、笑いのお芝居」を現代で楽しむための、ルールを解説。当代狂言師たちが語る「狂言のこれから」と、逸平・慶和親子の関係性から伝統芸能の継承に触れる。

玉木正之の「スポーツって、なんだ?」

多岐にわたって活躍するスポーツ評論家・玉木正之さんが、文化としてのスポーツの誕生と、その魅力を解き明かします。
≪≪著書紹介≫≫
『今こそ「スポーツとは何か?」を考えてみよう!』(春陽堂書店) 玉木正之(著)
スポーツ文化評論家・玉木正之が、文化としてのスポーツの魅力を解き明かすコラム集。“スポーツとは何か?”という問いを考え、意味を理解することで世界が広がる。スポーツの学び直し。スポーツになじみのない方は入門書として、雑学書として楽しめます。

時代劇でござる

知ってるようで、実はちゃんと知らない時代劇に関することあれこれ。知ってると、時代小説、映画やドラマの時代劇が、もっと楽しめる時代劇 高座!
≪≪著書紹介≫≫
『時代劇でござる 』(春陽堂書店)柏田 道夫・著
映画「武士の家計簿」「武士の献立」「二宮金次郎」の脚本を手掛けた柏田道夫による、江戸モノ鑑賞の手引き書。 時代劇映画、時代小説、古典落語がガゼン面白くなる! 時代小説作家の“ここだけばなし”も盛り込み、この一冊であなたも江戸通に。 “突っ込み”イラスト、わかりやすい図説つき!

童話紀行

もう一度読み返したい名作童話の世界。小社刊、名作童話シリーズ『宮沢賢治30選』『新美南吉30選』『小川未明30選』収録の紀行作品をお届けします。
≪≪著書紹介≫≫
『名作童話 小川未明30選 』(春陽堂書店)小川未明/宮川健郎・著
一冊で一人の作家の全体像が把握できるシリーズ。「赤いろうそくと人魚」で知られる、哀感溢れる未明の世界。
年譜・解説・ゆかりの地への紀行文を掲載、未明の業績を辿ることができる一冊です。

みすゞ詩画集

26歳で夭逝した童謡詩人の金子みすゞ。小社刊『みすゞ詩画集[秋]』から選りすぐった4編の詩を、若林恵子さんの押し花と共にお届けします。
≪≪著書紹介≫≫
『みすゞ詩画集[秋] 』(春陽堂書店)金子 みすゞ・著
秋晴れの日に窓から入ってくるここちよい風のイメージが、豊かな自然の恵みによって、美しい押し花になりました。目に見えないものに優しい目をもち、限りある命の尊さをうたう「みすゞ」の詩は、現代へのメッセージです。

ニッポンの職人探訪

古くから受け継がれてきた職人の技と伝統。今、「ものづくり」の現場に新風を吹き込みながら技を磨く担い手たちをご紹介します。