世界中の野生動物や自然の風景を追い求めてきた動物写真家・井村淳。なかでもアフリカでの撮影は26年にも及ぶ。彼は今年の4月に、ケニアへ39回目の撮影旅行を終えて帰国した。サバンナの雄大な風景と、そこに生きる野生動物の姿をとらえた撮りおろし作品を、旅のエピソードとともにおくる。

記事一覧


2018年9月12日
動物写真家 井村 淳のケニア紀行【3】
「サファリ(Safari)」とは、スワヒリ語で「旅」という意味です。旅行者が車で動物を見にいくことは、「ゲーム・ドライブ」や「ゲーム・サファリ」と言いますが、それらを単にサファリと言うことが多く、「朝のサファリ」や「午後のサファリ」などと言います。また、広い意味でサバンナを旅行することをサファリとも言います。マサイマラ国立保護区には100軒を超える宿が…

2018年8月20日
動物写真家 井村 淳のケニア紀行【2】
ケニア共和国の首都ナイロビから、野生動物の宝庫であるマサイマラ国立保護区へは、小型のプロペラ機で向かいます。国際線が離発着するジョモ・ケニヤッタ国際空港ではなく、ウィルソン空港という小さな空港から飛び立ちます。乗客の予約状況によって、定員に合わせた飛行機に大きさも変わります。

2018年7月9日
動物写真家 井村 淳のケニア紀行【1】
2018年4月25日、僕は東アフリカに位置するケニア共和国の草原、サバンナに向かうために成田空港に到着しました。車をあずけ、空港のターミナルへと入ります。アフリカのサバンナと聞くと、「熱く乾いた厳しい環境で動物が暮らしている」と想像する方も多いでしょう。ご多分に洩れず、当時20歳の僕も最初はそんなイメージしかないまま、ほとんど下調べもせずにケニア・ツアー…

著書紹介

『流氷の天使』春陽堂書店
タテゴトアザラシの赤ちゃんが母親と一緒に過ごすのはたったの二週間。その短い間にぐんぐん大きくなり、大福のように愛らしく成長していく過程を追った写真集。

『あざらしたまご』春陽堂書店
生まれてから、母親がそっといなくなる2週間後までのあざらしの姿をおさめた写真集。あざらしの愛くるしい寝顔や行動、見守る母親の姿が満載。様々なあざらしの仲間を表現した卵絵や、あざらしの4コマ漫画も掲載。

この記事を書いた人

井村 淳(いむら・じゅん)
1971年、神奈川県生まれ。日本写真芸術専門学校卒業。風景写真家、竹内敏信氏の助手を経てフリーになる。公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員。チーター保護基金ジャパン(CCFJ)名誉会員。主な著書に『流氷の天使』(春陽堂書店)、『大地の鼓動 HEARTBEAT OF SVANNA——井村淳動物写真集』(出版芸術社)など。

井村 淳HP『J’s WORD』http://www.jun-imura.com/