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江戸川乱歩文庫リニューアル版 続々刊行中です!

1987年刊行の春陽堂書店「江戸川乱歩文庫」。
国内外で熱狂的なファンを持つ、銅版画家・多賀新による幻想的でエロティックな装画で人気を集め、
“乱歩を読むならこのシリーズ!“と、多くのファンに支えられました。

2015年にはリニューアル第1弾として、13点を刊行。
文字を大きく読みやすくした他、乱歩研究家・落合教幸の解説と、充実した旧蔵資料を収録しました。
現在、この13点セットはWebにて、多賀新のオリジナル手ぬぐいをお付けして販売しております。

そして2018年8月より、リニューアル第2弾がスタート!
隔月2〜3点を刊行、2019年秋には全30巻完結予定となっております。
続々刊行されるリニューアル版をお見逃しなく!

リニューアル版 江戸川乱歩文庫 13巻セット ◎オリジナル手ぬぐいつき◎

【江戸川乱歩とは】

乱歩ポートレート 写真提供:立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター

江戸川乱歩(えどがわ・らんぽ)、本名平井太郎は、明治27
(1894)年10月21日に三重県名張市で生まれた。
早稲田大学で経済学を学びながら、エドガー・アラン・ポーやコナン・ドイル、宇野浩二や谷崎潤一郎などを読む。卒業後、職を転々としつつ小説を執筆。
大正11(1922)年に「二銭銅貨」を完成、翌年、原稿を送った森下雨村(もりした・うそん)の目にとまり、森下が編集していた雑誌『新青年』(博文館)に「二銭銅貨」が掲載された。


「二銭銅貨」は乱歩のデビュー作であると同時に、日本ではじめての本格探偵小説ともいわれている。作品発表の際に付けたペンネーム「江戸川乱歩」は、ポーの名前をもじったもの。以降、「D坂の殺人事件」「孤島の鬼」「陰獣」「パノラマ島奇談」などミステリー史に残る傑作を発表。翻案小説や評論なども精力的に執筆し、幅広い文筆活動を行った。

昭和22(1947)年に探偵作家クラブを結成、初代会長に就任する。
昭和29(1954)年には、現在も続く江戸川乱歩賞も制定され、昭和32年(1957)年からは雑誌『宝石』(岩谷書店)の編集に携わるようになる。昭和38(1963)年には日本推理作家協会が結成され、理事長に就任した。

昭和40(1965)年7月28日、東京都豊島区池袋の自宅で倒れ、70歳でその生涯に幕を閉じる。
乱歩は、名探偵・明智小五郎や、怪人二十面相など、ミステリー史に残る名キャラクターを生み出した。
それらは現在でも、様々な形で映像化や作品化、キャラクター化がなされている。


【春陽堂と江戸川乱歩】

乱歩の初の小説集『二銭銅貨』は、大正14(1925)年に春陽堂「創作探偵小説集」の第一巻として刊行された。以降、『屋根裏の散歩者』や『孤島の鬼』など、春陽堂では乱歩の小説集を数多く刊行してきた。昭和29(1954)年から刊行を開始した『決定版 江戸川乱歩全集』(全16巻)は、生前の乱歩が自ら朱を入れたものである。その後も、現在のリニューアル版『江戸川乱歩文庫』に至るまで、乱歩の書籍を刊行し続けている。

乱歩全集 乱歩全集


【リニューアル版江戸川乱歩文庫について】

「孤島の鬼」書影

昭和62(1987)年から刊行が開始された『江戸川乱歩文庫』(全30巻)は、
銅版画家・多賀新氏の版画を装丁に使用。
一度見たら忘れられないほどのインパクトを持った装丁はカルト的な人気を
集めた。


乱歩リニューアル13巻セット 平成27(2015)年より、旧版の乱歩文庫の装丁はそのままに、『決定版 江戸川乱歩全集』を底本として全面校訂、文字を大きくして読みやすいレイアウトへ変更したリニューアル版の刊行を開始。旧版にはなかった、落合教幸氏の新しい解説を各巻末に掲載し、全13巻を刊行した。


解説には、立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センターの協力の元、乱歩の原稿や『貼雑年譜』に残された当時の広告など、貴重なビジュアル資料も掲載している。

乱歩影男
執筆の意気込みを語る乱歩(『貼雑年譜』より)/春陽堂書店刊『影男』解説ページ
『貼雑年譜』資料提供:立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター

『貼雑年譜』孤島の鬼広告
「孤島の鬼」掲載誌『朝日』新聞広告(『貼雑年譜』より)/春陽堂書店刊『孤島の鬼』解説ページ
『貼雑年譜』資料提供:立教大学江戸川乱歩記念大衆文化研究センター


リニューアル版 平成30(2018)年からは、残り17冊のリニューアル版刊行がスタート。完結に向けて、鋭意編集中である。


【「乱歩を読む」書評ページ】

こちらのページでは、リニューアル版の一部書評を読むことができます。

「乱歩を読む」