見たか!南蛮刀法居合い斬り!
風変わりな凄腕剣士・じゃが太郎兵衛が
江戸にのさばる悪人どもを斬り散らす痛快時代アクション!
2023年6月の新刊、島田一男『素浪人無惨帖』のご紹介です。
『素浪人無惨帖』
時は徳川将軍家斉の頃。両国の南京出刃打の見世物小屋で、犠牲になろうとした娘を助けた奇妙な男がいた。武士にしては異様な姿──おどろくほど長い無反りの太刀一本だけを落し差し、黒紋付きの着流しに南蛮渡りの黒ラシャ生地の陣羽織のようなものを羽織っている。目鼻立ちのきっぱりとした顔に、切り下げ髪に束ねた髷の根元を紫色のひもで大きく蝶結び──その男の名は、じゃが太郎兵衛。剣の強さはこの上なく、ひとたび抜けば瞬時に倒れる無双ぶり。南蛮刀法居合い斬りが冴え渡り、世を荒らす悪人どもを懲らす痛快時代アクション!
┃著者紹介
島田 一男(しまだ・かずお)
明治40(1907)年京都市に生まれる。新聞社に入社し、15年間、従軍記者として過ごす。その経験を活かし、新聞記者シリーズの小説を書き始める。第四回探偵作家クラブ賞を受賞。NHKドラマ「事件記者」の脚本を8年間担当する。1971年、松本清張のあとをうけて日本推理作家協会理事長に就任する。推理小説以外にも、時代小説、捕物小説、怪奇小説などシリーズ作品も多数残している。平成8(1996)年死去。
島田 一男(しまだ・かずお)
明治40(1907)年京都市に生まれる。新聞社に入社し、15年間、従軍記者として過ごす。その経験を活かし、新聞記者シリーズの小説を書き始める。第四回探偵作家クラブ賞を受賞。NHKドラマ「事件記者」の脚本を8年間担当する。1971年、松本清張のあとをうけて日本推理作家協会理事長に就任する。推理小説以外にも、時代小説、捕物小説、怪奇小説などシリーズ作品も多数残している。平成8(1996)年死去。