特集連載今日のもともと予報 今日のもともと予報-ことばの風吹く- / 2月25日 ふえていくポッケの春のようなもの 春夏秋冬でいちばん気づきやすいのが春なんじゃないか。あ、春、っておもう。すこしつめたくすこしあたたかい風もそうだろうけれど、たくさんのにんげんと出会い、別れてきたからだの思い出もあるんじゃないかとおもう。今までの春をおもいだせと新しい春が言っている。これまでたくさんのひとと出会って別れたでしょう、と。 春が春を思い出させて、もっとかなたのまだ見たこともない春を予感させる。春のたびにどんどん春がふえていく。 ┃この記事を書いた人 yagimotoyasufuku 柳本々々(やぎもと・もともと)1982年、新潟県生まれ 川柳作家 安福 望(やすふく・のぞみ)1981年、兵庫県生まれ イラストレーター