秘宝の行方は豊満な乳房に隠し掘りされていた!
手に汗にぎる痛快時代小説巨編登場!

戦後、数多の大衆小説を刊行し、池波正太郎・司馬遼太郎生誕100年を前に復刊を果たした≪春陽文庫≫。
2024年2月の新刊、陣出達朗『黄金万花峡』のご紹介です。

『黄金万花峡』

天保4年の春、見延街道の要所、猫背山で掘り出したものは、200年前に埋められた月海老人の白髪のミイラだった。駿府城より運ばれた金の延べ棒の埋没場所はその月海老人のミイラによって握られていた。秘宝の継承者の娘・加代の乳房には、月海老人によって謎の隠し掘りがされていた。加代の乳房に迫る悪人の魔手── 手に汗握る波乱万丈の物語。

『黄金万花峡』(春陽堂書店)陣出達朗・著
本のサイズ:A6判(文庫判)
発行日:2024/2/27
ISBN:978-4-394-90475-5
価格:946 円(税込)
著者紹介
陣出 達朗(じんで・たつろう)
明治40(1907)年、石川県に生まれる。野村胡堂に師事し、大衆読者の好みを心得た明朗時代小説を多く発表する。「遠山の金さん」シリーズ、「伝七捕物帳」シリーズなどは、映画化、テレビドラマ化された。第三代日本作家クラブ会長を務める。昭和61(1986)年死去。