春陽堂書店より2020年4月に刊行されて以降、大いに注目を集めている本書の増刷を記念して、本書でも巻頭インタビューで鏡花を語って下さった作家・京極夏彦さんと、編者・東雅夫さんの対談が実現しました。
『怪談会』という本の謎について、いまなお読者を惹きつける泉鏡花の魅力について語り合っていただきました。


『泉鏡花〈怪談会〉全集』(春陽堂書店)東雅夫・編
~空前の怪談会ブームのいま、よみがえる大いなる原点の書!
アニメや舞台化でも話題を呼ぶ、不朽の文豪・泉鏡花。彼が関わった春陽堂系の三大「怪談会」を、初出時の紙面を復刻することで完全再現。巻頭には、鏡花文学や怪談会に造詣の深い京極夏彦氏のインタビューも掲載。令和のおばけずき読者、待望かつ必見の一冊!

[怪談会とは]
大の「おばけずき」でもあった泉鏡花は、柳田國男、喜多村緑郎、鏑木清方、芥川龍之介、長谷川時雨、水野葉舟、平山蘆江ら、同好の文人墨客名優らと相つどい、夜を徹した「百物語怪談会」に興じることを好んだ。その怪談会は、春陽堂発刊の「新小説」誌上の特集企画に、あるいは社員のひとり熊田茂八が別社名で刊行した名著『怪談会』に結実している。
著者紹介
東雅夫(ひがし・まさお)
1958年神奈川県生まれ。文芸評論家、アンソロジスト。「幻想文学」「幽」の編集長を歴任。主な著書に『遠野物語と怪談の時代』(日本推理作家協会賞受賞)『百物語の怪談史』、編著に『平成怪奇小説傑作集』などがある。