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北海道の大自然をバックに、アイヌの誇りを伝えた少女の感動の生涯を描く映画『カムイのうた』。
2023年秋全国ロードショーの映画『カムイのうた』、感動のコミカライズです。

『カムイのうた』…ものがたり

アイヌの少女・北里テルは成績は優秀だがいわれのない差別に苦しんでいた。友人となったヒサシも、祖父レモクの墓を和人わじんに荒らされて以来、和人に敵意を抱いていた。成績優秀ながらも女学校に不合格になるなど、差別に苦しみつづけるテルだったが、言語学者・兼田教授により才能を見出され、カムイユカㇻの日本語訳に挑むことに。

本作品のモデル、知里ちり幸恵ゆきえはアイヌの神謡(カムイユカㇻ)を編集翻訳し『アイヌ神謡集』として出版した人物です。
幸恵が17歳の時に言語学者・金田一京助に勧められ、幼い頃から祖母モナシノウクや叔母の金成マツより聞き覚えてきた「カムイユカㇻ」をノートにアイヌ語で記しはじめました。
1921年、金田一京助にノートを送ると柳田國男との共同研究で本とする企画が進み、1922年に『アイヌ神謡集』の草稿を推敲、執筆しました。
本として仕上げるため同年5月に上京しますが、金田一家で印刷用原稿の校正を完了させた同年9月18日、心臓病のため19歳という短い生涯を閉じました。
『カムイのうた』(春陽堂書店)なかはらかぜ・漫画、菅原浩志・原作
本のサイズ:B6判/160ページ
発行日:2023/9/6
ISBN:978-4-394-66002-6
価格:990 円(税込)


《電子版》


プロフィール
《漫画》なかはら かぜ
1977年『ゆきげしき』で小学館第18回ビッグコミック賞佳作入選。1980年には『Good-byヴィーナス』で集英社第14回月例ヤングジャンプ賞佳作入選。また、CDのジャケットイラストや絵本の挿絵などを執筆しているほか、テレビのコメンテーターやラジオのパーソナリティなども。2005年から徳山大学特任教授。

《原作》菅原 浩志(すがわら・ひろし)
1988年『ぼくらの七日間戦争』で監督デビュー。ブルーリボン作品賞、くまもと映画祭監督賞を受賞し、「日本映画100本」の一本に選ばれる。『ほたるの星』は第16回東京国際映画祭コンペティションに公式参加した後、世界各国で公開。浅丘ルリ子主演の『早咲きの花』は、第19回東京国際映画祭、豪州シドニー映画祭などで公式上映。東川町が舞台の『写真甲子園 0.5秒の夏』は第30回東京国際映画祭でワールドプレミア上映された。

映画『カムイのうた』…作品紹介

忘れてはいけない壮絶な民族の史実が、胸を揺さぶる。
映画『カムイのうた』は、コミック『カムイのうた』と併せて企画され、アイヌ文化の継承や共生社会を「ALL 北海道」で進めるために制作した作品です。
コミック『カムイのうた』と一緒に、映画もぜひご覧ください。

【予告編】映画『カムイのうた』

≪スタッフ≫

監督・脚本:菅原 浩志
プロデューサー:作間 清子
撮影:上野 彰吾
美術:長 寿恵
編集:時任 賢三
助監督:桑原 昌英