春陽堂書店この冬の新刊、『森林通信―鷗外とベルリンに行く』(伊藤比呂美・著)のご案内です。
【新刊】『森林通信―鷗外とベルリンに行く』
不思議なものでこうして鷗外のことを考えていると、私は其処此処で鷗外と出会う。
まるで鷗外のリズムで肩を並べて一緒に歩いているようだ。
『森林通信―鷗外とベルリンを行く』「ダンテがウェルギリウスと」より
伊藤比呂美 待望の最新刊‼
森鷗外の留学したベルリンを140年後に訪れ、書き留めた私小説。
詩、小説、エッセイ、古典・お経の現代語訳、英語翻訳―多岐にわたり作品を発表してきた伊藤比呂美さんによる、新たな表現、文体をたっぷり味わえる一冊。そっと背中を押される物語です。
【関連コンテンツ】第二回種田山頭火賞(主宰:春陽堂書店)
伊藤比呂美さんは2020年、第二回種田山頭火賞を受賞されています。授賞式のレポートと受賞者インタビューを公開中です。
┃著者紹介
伊藤 比呂美(いとう・ひろみ)
1955年東京都生まれ。詩人、小説家。
1978年、詩集『草木の空』でデビュー、同年に現代詩手帖賞を受賞。
『青梅』などで80年代の女性詩ブームをリードし、1997年に渡米。2018年より拠点を熊本に移す。
2018年から2021年、早稲田大学教授を務める。
2022年6月から9月、ベルリン自由大学の研究プログラムに参加。
1999年『ラニーニャ』で野間文芸新人賞、2006年『河原荒草』で高見順賞、2007年『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』で萩原朔太郎賞、2008年紫式部文学賞、2015年早稲田大学坪内逍遥大賞、2019年種田山頭火賞、2020年チカダ賞、2021年『道行きや』で熊日文学賞を受賞。
2017年『切腹考』で森鷗外作品に入り込み生死を見つめ論じた。
ほか『良いおっぱい悪いおっぱい〔完全版〕』『女の絶望』『女の一生』『なにたべた? 伊藤比呂美+枝元なほみ往復書簡』『読み解き「般若心経」』『犬心』『ショローの女』『いつか死ぬ、それまで生きる わたしのお経』など著書多数。
伊藤 比呂美(いとう・ひろみ)
1955年東京都生まれ。詩人、小説家。
1978年、詩集『草木の空』でデビュー、同年に現代詩手帖賞を受賞。
『青梅』などで80年代の女性詩ブームをリードし、1997年に渡米。2018年より拠点を熊本に移す。
2018年から2021年、早稲田大学教授を務める。
2022年6月から9月、ベルリン自由大学の研究プログラムに参加。
1999年『ラニーニャ』で野間文芸新人賞、2006年『河原荒草』で高見順賞、2007年『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』で萩原朔太郎賞、2008年紫式部文学賞、2015年早稲田大学坪内逍遥大賞、2019年種田山頭火賞、2020年チカダ賞、2021年『道行きや』で熊日文学賞を受賞。
2017年『切腹考』で森鷗外作品に入り込み生死を見つめ論じた。
ほか『良いおっぱい悪いおっぱい〔完全版〕』『女の絶望』『女の一生』『なにたべた? 伊藤比呂美+枝元なほみ往復書簡』『読み解き「般若心経」』『犬心』『ショローの女』『いつか死ぬ、それまで生きる わたしのお経』など著書多数。