週刊もともと予報
-ことばの風吹く- / 6月16日
「夏のなかに冬があるのね」 夏の冬眠 むかし、あるところに参加したらふとその場に
「夏のなかに冬があるのね」 夏の冬眠 むかし、あるところに参加したらふとその場に
ひるねと虎のあいだのおいしいジャム テレビに映っている『西瓜糖の日々』をみた。き
たとえばおやすみに星をふりかけた ちょうど私が高校をやすんでひきこもっていたころ
答え、月。 クイズ作家のひとのドキュメンタリーを見ていたら、世界最大のクイズにつ
青い犬ふっとすこしのえいえんになる こないだほんやさんにいたときに、ふっと、ひと
あの星は豆ごはんだったんだね 川合大祐さんの『スロー・ワールド』出版記念イベント
いいよね 呼ぶとスズランになる ふと、こゆびでものを書くってことができたらいいの
五月の獣 風の種類を数えてる ふっと、どうしてレイモンド・カーヴァーはなんどもな
・があるこの星でザ・風に吹かれてる 倉本朝世さんのこんな句が大好きだ。 たっ
春の光 苺どんどんふくらんで 佐藤文香さんの句集『君に目があり見開かれ』を読み返
おやすみもねむるもちがうかっこいい春 目黒のとんかつ屋さんにひとに連れられて入っ
ポケットに春の手紙がはいってる 高いビルの真ん中あたりに入っている温浴施設に行っ
えいえんに苺ではないわたしたち にゃーん、ってたとえば言われた場合、どういう風に
でたらめな星にてをふるはるのよる これまでときどき試みていたことなんだけれど、今
蝶 いつもわすれちゃう ひとに、「あの、あそこいたんです、チョコクロワッサンの買
風にさわったままねむる 「火星の音聞いた?」と友だちが言うので、どうしてそんな詩
すきなひとのうしろにまわる 山頭火について対談させていただく機会があって、そのと
風の中苺をあげにゆく 山頭火にこんな句がある。 ふくろうはふくろうでわたしは