週刊もともと予報
-ことばの風吹く- / 12月16日
電話も馬もおなじことだったんだよね なんとなく『荒野の決闘』を眠りかけながらみて
電話も馬もおなじことだったんだよね なんとなく『荒野の決闘』を眠りかけながらみて
苺の風 あなたは少しうなずいた 苺と風ってふだんであうことがないよねえ、とひとと
聞いたことを話すこと次の日にはわすれていること ときどき、詩が、きょう聞いたこと
『銀河鉄道の夜』にも出てきたふとん 夜中に電話が来て、まず狐らしいものの話をして
星は星に会いに行く。それはうそではない。 ポン・ジュノさんのはじめての長編映画『
祝福のようなぼんやり森の入り口 ともだちが、「マイク・ニコルズの『卒業』って映画
#12 「誕生」 木滝りま 相方のユリが、その太った体を震わせ、泣きじゃくりな
眠ってもしばらくここにいてほしい うれしい、についてふっと思い出した。 つげ義春
あなたなの?しばらくこっちにいられるの? 新宿のBEAMSJAPANで開催されて
#11「選ぶ幸せ」 丸山朱梨 ショーウインドーにパンは無数に並べられ誰かが選ぶ幸
いつもねむくなる埋めた場所に来ると 気がつくと掃除をしてきれいになった場所でその
ねえ似てるんだけど、ではじまる手紙 タルコフスキーの映画『惑星ソラリス』には、宇
#10「リモ婚」 木滝りま なりたい自分になれる、がキャッチコピーの顔加工アプ
あなたは引力 オナモミだらけの予感 緒方明監督の映画『いつか読書する日』は、女の
誰かが来そう 白玉いれるのもいいね 電話の音がして、出たら友人で、「白玉とかでて
#9「金のレコード」 丸山朱梨 ああ愛は形がなくてよかったと床のガラスの欠片を拾
猫が話してるからだれもおこらない やさしいくまみたいなひととアフタヌーンティーを
秋のワニ 今日嘘つくまえの風 秋になってもまだムーミンを読んでいた。ともだちは、