今日のもともと予報
-ことばの風吹く- / 12月16日
森をつくろう むちっとした木を配置する あらためてウルトラマンを見ていると怪獣た
森をつくろう むちっとした木を配置する あらためてウルトラマンを見ていると怪獣た
魂を売ると重たくなるズボン シーツからいろんな先祖が出てくるがおまえはそれを見て
選んでも選ばなくても流れ星 『スター・ウォーズ』をみていたら、なかなか大人になれ
十二月助けてくれた霊たちと さいきん、シーツの霊の映画を観たひとの話を聞いた。「
「酔いざめの風のかなしく吹きぬける」山頭火 山頭火にとっては月並みともいうべき
でも前世のほうが水にちかかった 前世のひとも俺の前世だからやっぱり暗くて失敗もお
祝福されて麺のようになっている わたしの好きな川柳に、 あたたかい拍手もらって
未来ってなんだったっけ しろい道 道をうろうろしていたら間違えて慈恵医大の前にで
木の馬を降りて「未来見えてたの。」 むかしの写真がでてきて、こんなめがねかけてた
ひとに眼鏡を外して貰う眼鏡買うとき 結婚式の日の朝、ひととさよならをしていたら遅
もうつぶつぶの太陽のせいにする カミュ『異邦人』の主人公ムルソーは、どうしてひと
小鳥来るひつようのない嫉妬です まちをあるいては嫉妬のおばけみたいになっているこ
連絡帳にふたりのことをまっ先に書く 『hibi』という句集を出した八上桐子さんの
ふとんの中に霧がある感じがする ふとんのいちばんふかいばしょってどこなんだろう。
滝なんてしらないよと起きあがった こないだ、滝の話をいっしょうけんめいしていたら
助手席で生き延びてきた話を聞いた たとえばね、なぐってくるの。ああ。なぐってきた
いつどこでだれといたって伸びる髪 漱石の「夢十夜」の第一夜では、男が女から「百年
叶ったふとんも叶わなかったふとんも落ちている 日比谷線に乗ったら広告として天井に