週刊もともと予報
-ことばの風吹く- / 8月11日
花火的冷やし中華にある永遠 そうしたくて、冷やし中華を食べにいった。 冷やし中華
花火的冷やし中華にある永遠 そうしたくて、冷やし中華を食べにいった。 冷やし中華
ラメ入りの八月すきなひとといる 前田敦子についてゆうじんと話をしていた。 「黒沢
銀色の口語しっぽを曲げちゃうよ ふときがつくと、悲しいだった、悲しいだった、とこ
とてもこまるよ青で満席の空 さいきん、俳人の阿部完市の色紙を買った。 いもう
傷ついた虎から虎がはえてくる 38さいから11年ひきこもり続けた「ひきこもり先生
ミルキーウェイたぬきの借りた舟にのる 自転車に乗って走っていたら、たまたま狸展の
この地球に今も猫は飛来している 猫っていないことがほんとうなんだよね、と言ってい
蝸牛ねむるとふとくなるまぶた 「ものもらいになってしまってまぶたがどんどんふとっ
「夏のなかに冬があるのね」 夏の冬眠 むかし、あるところに参加したらふとその場に
ひるねと虎のあいだのおいしいジャム テレビに映っている『西瓜糖の日々』をみた。き
たとえばおやすみに星をふりかけた ちょうど私が高校をやすんでひきこもっていたころ
青い犬ふっとすこしのえいえんになる こないだほんやさんにいたときに、ふっと、ひと
あの星は豆ごはんだったんだね 川合大祐さんの『スロー・ワールド』出版記念イベント
いいよね 呼ぶとスズランになる ふと、こゆびでものを書くってことができたらいいの
五月の獣 風の種類を数えてる ふっと、どうしてレイモンド・カーヴァーはなんどもな
・があるこの星でザ・風に吹かれてる 倉本朝世さんのこんな句が大好きだ。 たっ
春の光 苺どんどんふくらんで 佐藤文香さんの句集『君に目があり見開かれ』を読み返
おやすみもねむるもちがうかっこいい春 目黒のとんかつ屋さんにひとに連れられて入っ