週刊もともと予報
-ことばの風吹く- / 8月14日
きつねうどんうどんどんどんいきのびる めがさめると二人は結婚していて、世界は少し
きつねうどんうどんどんどんいきのびる めがさめると二人は結婚していて、世界は少し
8月は勇気がいるわ 熊の決断 ちょっと出先でこころのよわい動物のようにうろうろし
かりたおかねでソーダ水をいっしょにのもう 内田百閒を読むのがすきなのは、読んでい
本棚にずっと答えがあるとかさ なんかをしたい、これをしたい、これをやりぬきたい、
冷やし読書、はじめました。 2019 あなたは夏のひとだね、といわれたこともある
当ててはねむるだけの日々 七月一日はあずきバーの日だということで、街であずきバー
「ねむけっていいね」「いいよね」雨と雨 ずっと雨だった。 たまたままちを歩いてい
立ち話のときは紫陽花の鉢を置く コンビニにいっしゅん立ち寄ったときに長いことつか
桜桃忌おんなじ服のひとと会う わたしは卒論が太宰治だったのだが、よく太宰のことば
世界中の野生動物や自然の風景を追い求めてきた動物写真家・井村淳。なかでもアフリカ
こんなひのかなしい自由なおにぎり 「おにぎりが勝手に散歩する世界/小池正博」。自
寝る前のようなかんじの豆ごはん 川柳作家のむさしさんに青森でお会いしたときに、口
さいごにはそらまめをわたす約束 『ボクらの時代』で小手伸也さんが、役者の覚悟は、
いきてきたことをちいさく話す会 ねえ、あのね、幽霊は過去だから、幽霊の真逆は今で
またわたし、またわたしだ、と雀たち ほんとうになんだか、よくねむった一年だったと
エピローグわたし以外は眠りこむ 水木しげるに「テレビくん」というテレビの中を出た
ささげものとしてどんぐりおくたぬきたち ときどき、もっとちがう方法をとればうしな
洞窟にちいさなことば置いてくる 前に出てひとこと話せといわれたときひとはどんなこ